クリスマスイラスト 立体的な星の描き方/Illustrator 使い方

立体的な星の描き方

クリスマスリース作成記事シリーズの最終回です。

1回目と2回めの記事でベースとなるリース、金銀赤のクーゲルを作成しました。
最後に金の星を作って完成させたいと思います。

星型図形をつくり、分割線をひき、ライブペイントで着色することで立体感のある星を描くことができますよ!

セッジです!おはようございます!
クリスマスリースの作り方の3回目!
予定していた最後のオーナメント、星の描き方について解説します!


あなたが今回初めてこのシリーズの記事をご覧になったのであれば、以下の過去記事をご覧いただますとうれしいです!



スターツールで星の原型を作成

illustratorには星型図形を作ることのできる、スターツールというものがありますので、さっそくこれで描いてみます。

ただ、のちほど星の中心位置が重要になってきますので、フリーハンドではなく数値入力で行うのが良いと思います。

まず画面の中心位置を割り出し、スターツールにして中心位置でクリックします。

するとスターオプションウインドウが現れますので、第1半径:60mm 第2半径:30mmなどと入力します。(数値はこのように差が出ていればなんでも構いません)

前回のクーゲルと同様、出来上がった星をレイヤーごと複製して、そちらは黄色にしたあと(goldレイヤーなどと名前をつけて)非表示にしておきます。

star01

これだけでは、他が球体だったりモミに若干前後関係がある中で、平面的すぎて浮いてしまいますので、少しでも立体的に感じるように分割して色分けしておきましょう。

星のディティールの作成

ペンツールか直線ツールで、中心から上に向けて直線を引いておきましょう。
このとき余計な角度が入らないようにShiftキーを押しながら作成します。

つづいて回転コピーをかけますので、Optionキーを押しながら中心をクリックして、回転オプションウインドウで36°と入力してコピーします。

このあとオブジェクト→変形→変形のくりかえしで増やしていきますが、何度もくりかえすのは面倒なので、Ctrl(Cmd)+Dのショートカットで増やしてしまいましょう。

元の直線を含めて全部で10個になればOKです。

star02

複製が終わったら、星と直線すべてを選択し(選択ツールで囲んで選択するか、Ctrl(Cmd)+A)、ライブペイントツールに切り替えて、下図のようにいくつかグレーの明暗を作成して塗っていきます。(この通りである必要はありません)

star03
各部位の着色が終わったら、次はライブペイントボタンを長押しして、ライブペイント選択ツールに切り替え、はみ出た線を選択して消去してしまいましょう。

星の内側の線は消さずに選択ツールで星を選択してから、線をなしにしてしまえばOKです。

star04

最後にまたクーゲルのときと同じやり方ですが、星を黄色にしたgoldレイヤーを表示して黄色い星のみを選択したら、透明パネルの描画モードを通常からオーバーレイにきりかえればグレーの陰影に着色される形になります。

star05


リースと組み合わせて完成

ではリースとクーゲルと組み合わせて完成させましょう。

グレーの星と、黄色い星を両方選択して、グループ化してリースのファイルにコピー&ペーストします。

サイズを調整しつつ、複製して適宜配置しておきます。

ついでにシンボルスプレーの記事で作った、十字星のシンボルをふりまいたものが冒頭の完成イメージとなります。

それでは前回の記事で書いたように、今回のイラストですがPNGに変換したものを素材として配布いたします。

一連の素材を組み合わせた完成見本と、組み合わせていない各素材を用意しました。

透明度情報もついていますので、PNGが読み込めてかつ透明度情報も読み取れるグラフィックソフトであれば自分好みに組み合わせることも可能です。

圧縮をかけていないデータのため直接貼るとページが重くなってしまうので、以下に置いてあります。

基本的に自由にご利用いただけますが、著作権は放棄していないため、
素材サイトへのアップ、素材としての販売は許諾しておりません。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。


以前作ったキラ星のシンボルもちりばめると、かなり華やかな感じになりますね!

最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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ではまた、他の記事でもお会いしましょう!
おつかれさまでした!



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